練成会代表ご挨拶 | オンリーワン指導 練成会

代表あいさつ

オンリーワン指導練成会が目指す教育は、この混沌の世の中、いかなる環境の変化が訪れようと社会適応し、自ら考え、自ら社会人としての力を持つ自立した個人を世の中に送り出すことを目標・目的としています。

勉強ができるようになる、わからないことがわかるようになる、志望校に合格する。
塾である以上それは避けられずまた、喜ばしいことではありますが、それはスモールゴールにすぎず、真の目的ではありません。

皆さんの周りを見渡してみてください。
勉強ができて高偏差値・高学歴で社会に出てからも活躍できている人もいれば、そうでない人もいるはずです。
社会人として自立した個人というのは、簡単に言うと、自分で自分を養える、あるべき姿の自分になれる、あるいは、一人前に仕事ができるということだと私は考えます。

少子高齢化の時代、今後益々これから世の中に出てくる子供達の負担は増えてくるにも関わらず、新生児は毎年120万人にも満たず、団塊の世代の3分の1程度しか労働者人口が見込まれません。また、平均1.21と約4人のうち3人は一人っ子となり、体力・学力ともに年々低下をたどっているのが現状です。

企業は、右肩上がりの成長を遂げた高度経済成長期、バブル期の終焉とともに、利益重視型のいわゆる必要な人材だけの確保・採用を最小限にとどめ、正社員を減らす代わりに派遣やフリーターで労働力を補うようになりました。
ただ、どの企業でも、できる人材であればいくらでも採用したいのが本音です。
できる人材とは、ただ単に教えられたことをそつなくこなすばかりではなく、問題発見能力・問題解決能力・論理的にものごとを考え、課題発見や課題解決ができる人材だと言われます。

私達オンリーワン指導練成会は、自分に合った正しい学び方を身につけることにより、勉強を通じてこの能力を付けてゆくことを教育目標とし、国や家庭がかかえているこの問題に社会教育として真剣に取り組み、一人でも多くの生きる力を持つ子供達を世の中に送り出してゆくことを社会貢献と考えます。

その子はどのような子で、何が課題で、どのような方法で、どのように学ばせてゆくことが、より自己教育力を高めてあげられるのか?

わからない、すぐ教える、その場は分かる、時間が経てば忘れる、違う問題になると分からない。
依頼心だけつけ、自ら課題解決に向けての力は育たないのです。
わからない。何が問題か、どのように解決するか、わかったらどのくらい練習したらできるようになるか。
わかるということは人に説明ができるということです。
人に説明ができるくらいのレベルで覚えた知識は、なかなか忘れないものです。

字を読んだり書いたり、意味を知ったり使い方を覚えたり、問題の解き方を練習したり、物を覚えたり、観察したり、把握したり、想像したり、表現したり、記録したり、判断したり。

全てのこうした学力は自学自習力の源となり、行動力や決断力と協調性とを加味されて生きる力の根幹となるはずなのです。

なかなか生きてゆくのが大変な時代です。
どの御家庭でも必死にお子さんを命がけで育てています。偏差値偏重教育を受けてきた以上、大人を変えるのは大変です。
ならば子供達に強くなってもらうしかありません。
中途半端に高校や大学を出ても一人前に生きてゆける保障のない時代です。
学力は高いのにこしたことはありません。でも企業はもはや偏差値や大学名だけでは採用はしないのです。人柄と能力重視なのですから。

心が強い、粘り強い、困難から逃げない、すぐに投げ出さない人を育てましょう。

手取り足取り人工的に学力だけつけて、よしんば合格を勝ち取っても、自分にとっての正しい学び方(課題解決の仕方)を身につけなければ、次のステップで伸び悩んでしまうのです。
わからないからすぐ教える、必要な場合もありますが、人間本来が持っている自らわかりたい欲求、自分の力でわかった、できた、そういった自信のつく成功体験となる教育を真に願い、継続していきましょう。

時間がかかることも多いです。真の学力は一朝一夕には育まれません。IQも大切ですがEQ(心の偏差値。課題や問題・逆境に対し、いかに前向きに建設的に対応・解決してゆけるかの能力。)を高めてゆけるような教育を、私達は塾ですから、正しい学び方を身につけさせるトレーニングを通じ、学力を高めながら実践してゆかなければなりません。
そして何より、オンリーワン指導練成会の職員・スタッフ皆さんが、子ども達の良き手本となるよう、日々自分の課題解決・技能向上に努めてほしいと考えます。

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